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JAWRO 学会助成 京都大学大学院生 宇藤恵先生

2016年12月16日

 2016年11月28日
京都大学大学院 医学研究科 放射線腫瘍学・画像応用治療学講座 大学院生
宇藤 恵

 
日本女性放射線腫瘍医の会(JAWRO)学会助成事業にご支援いただき、平成28年10月20日から10月22日までパシフィコ横浜にて開催された第54回日本癌治療学会学術集会に参加・発表をいたしました。以下に学術集会参加報告をさせていただきたいと存じます。
日本癌治療学会は,会員数17,000を超える日本最大の領域・職種横断的がん関連学術団体であり、今年開催される第54回日本癌治療学会学術集会にはがんに携わる多領域の医師の他、薬剤師・看護師などのコメディカルも多数参加し、2700を超える演題が発表予定だと伺いました。
私は現在、京都大学大学院 医学研究科 放射線腫瘍学・画像応用治療学講座 大学院生として脳腫瘍における放射線治療を研究テーマとしております。本学術集会では自身の研究テーマの一つである高齢者膠芽腫に対する治療成績を「ワークショップ15脳腫瘍2:グリオーマに対する治療戦略」にて口演発表をさせていただきました。同じワークショップ内では放射線治療医だけでなく脳神経外科医も多数演題発表されており、診療科の垣根を越えた活発な議論がなされ、大変貴重な経験となりました。International sessionも合計22セッション開催され、海外のご高名な研究者の発表を目の前で拝聴することが出来ました。International sessionではイヤホンが配布され日本語・英語の同時通訳が利用可能であり、演者に日本語/英語で質問を行っても即座に通訳され回答していただけるため、活発なDiscussionが可能となっておりました。また「小児思春期,若年がん患者の妊孕性温存に関するガイドライン作成のためのコンセンサスミーティング」が学会二日目に開催され、各領域におけるガイドライン案が発表され、多領域にわたる医師が参加する本学会だからこそ実現可能かつ有意義な議論が可能となるセッションだと感じました。まだ作成途中におけるコンセンサスミーティングであり今後の動向が注目されますが、放射線治療も関わる領域でもあるため、自身も引き続き勉強をし続けてまいりたいと存じます。
特別講演では本年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生が壇上に立ちご自身の研究について発表されました。パシフィコ横浜の国立大ホールという大きな会場がほぼ満員となり魅力あふれる講演がなされました。また本年度は群馬大学大学院医学研究科放射線腫瘍学 中野隆史教授が会長をつとめられ、粒子線治療のセッションだけでなく、群馬の魅力も知ることができるコーナー・セッションも多く、全体を通して大変有意義な学術集会だと感じました。
最後にこのような機会を与えていただけたことをJAWROの皆様にこの場をかりて感謝の念を伝えさせていただきたいと思います。また本学会への参加に際してご協力いただきました関係各位の皆様にも深く御礼を申し上げます。この経験を今後の日常診療・研究へ生かしたいと存じます。誠にありがとうございました。

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